毒女inイタリア

毒女がイタリアやアトピーについて否定的なことを書き綴る

ローマ スリ情報 2015

待っていました、スリ情報。

長期間住み続けると危険な目に遭う頻度も比例して増えます。そして、いくら注意していてもやられるときはやられます。諦めるしかない。じゃあ、車で移動すれば安全なのかというとそんな訳でもなく、当たり屋に追いかけられたり、窓コンコン叩かれて、金出せや。と脅されたことがあります。

運転していたローマ人は、Vabbe' buonanotte buonanotteと(はいはい、おやすみなさいねーとでも訳しましょうか)相手にもしませんでしたが。

バックパックのファスナーは、留め具同士を金具やリングで簡単に開かないように工夫すればいいと海外旅行のスリ対策には書いてあったりしますが、最近のジプシーさんは手品師のようにすぐに開けてしまうのです!やられたことあります。歩いていたら、なんか小さいのがいつの間にかくっついて来たらしく、ぜんっぜん気がつかないうちにそんなささやかな防犯対策も空しくファスナー全開にされていました。て、地下鉄とかバスならともかく、普通に歩いているときにジプシーさんに狙われる私。近所のスーパーにいくような格好だったのに!今や外国人なら簡単に盗めると思うのか、貧乏臭い私でも狙われるのです。

今までに盗られたもの

○財布二つ

○ダミー財布一つ。これは今考えても一体どうやって鞄を開けられたのか不明。実はなくしたのか?とも思ったが、激混みのバス車内でやられたらしい。

○同居人から現金と貴金属までとられる(笑)

○定期入れの現金(定期は顔写真つきの記名式なので戻ってきた)

なくしたもの

○腕時計三つ(一つはまだお金があった頃に買ったばかりの数万円のもの…私からしたら高額。号泣)。これは肩を痛めてバックパックを使うようになったので、どうもバックパックが腕をかする回数が多くなったかららしい)今や腕時計さえしていません。

なくしたけれど返ってきたもの

○名前を書いておいたノート。一年以上経って、不要になったときに、なぜか返ってきた。

まあ、彼らはマヌケそうなこの東洋人をカモとみなすのでしょう。外国人で若く見える…東洋人は皆若く見えますが…女性はやはり狙われる確率が多いです。中国人や韓国人旅行者もスリにあいます、日本人だけじゃないです!私は多分旅行者には見えないはずですが、まあまあやられます。アクセサリーなどは一切つけていないし持ち物もそんなに多くないのですが。海外にいると、変なことに気を使うので、日本にいるときよりも確実に注意散漫になるのが原因ですかね。

ダイヤル錠で防犯対策しても、財布を財布に見えないようなものにしても、とられるときはとられるので、まあ諦めてダミー財布をつくり、最小限のものしか持たないのが一番。スリではなく、万が一強盗にあってしまった場合は残念ですが大人しくお財布をあげてください。お財布をあげるほうが暴行されるよりばましですし、お金はまた働いて貯めればよいことですから。

一般人はバスやメトロに乗らなきゃいけないし、始終バックのファスナーを見つめてスリを考えているわけではないですしね。まだカッターで切られたことはありませんが、そのうちにあるかもしれないし。

キャッシュカードや免許証などは再発行できるので。盗難届とかが面倒ですけど。まあ、財布をとられるなんて、多分人生において大したことではないのかもしれません。と思うようにするのでした。

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